この写真は、東北本線（現在のいわて銀河鉄道）で撮られたものだと推測します。奥山中の吉谷地のカーブは急勾配な登り坂で煙突から出る煙が多くなり迫力のある写真が撮れる、当時の鉄道ファンには有名な撮影スポットだそうです。
このD51の1号機は1936年に完成した当初、あまり良い評判というには程遠いものでした。しかし、改良を重ね、扱いやすい機関車として1945年まで1115台も製造された機関車と言えばデゴイチと言われるようになりした。D51の1～85、91～100号機の95両は「なめくじ」と呼ばれ、煙突、給水加熱機、砂箱、蒸気貯め全部をカバーで収めた流線形態です。
現在は、京都の鉄道博物館で保存され、見ることが出来ます。