村重写真館

この写真は、オホーツク海沿岸の濤沸湖に架かる橋梁を渡るC58の3重連。先頭はC58-12番目の機関車はデフレクターが特殊な形の「門デフ」と言われる後藤製のC58-385、3番目は判りませんが、デフレクターの前部か切り取られている切り詰め型ですね。
国鉄開業100周年の記念イベントで撮影されたものです。1971年の7月23日。先頭の機関車C58-1は京都の鉄道博物館に、C58-385はC58-33の標準デフと交換の後1973年に廃車になりました。
この数年後、たくさんの機関車は解体されディーゼル機関車に置き換わっていきました。
汽笛の音が聞こえそうな、ノスタルジックな気持ちにさせてくれる一枚です。

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